今回は、支部にとって第20回という大きな節目となる記念展。
ということで、会場は特別に富士フィルムフォトサロン大阪になります。
◯会期:5月23日(金)〜29日(木) 10時〜19時(最終日は14時迄)
◯会場:富士フイルムフォトサロン大阪
〈在廊予定〉24日(土)14:30-19:00
25日(日)10:00-14:30
私の2作品は、いずれも奈良・水上池が舞台
①標(しるべ)
②池守
①標(しるべ)
水面からポツンと突き出た植物(葦?)をこの池を訪れる渡り鳥たちのための「標」に見立てた作品。
風景写真を撮り始めて以来、最も感動した朝の作品。
暗闇から濃いグレー、淡いグレー、紫、赤へと刻々と変化する空の色
魚の骨のように並ぶ雲
池に映る空のリフレクション…
あまりにドラマチックな展開に見惚れて、シャッターを切るのを忘れるそうになりながらも何とか撮り続けました。
赤色がピークに達した時、その美しさに思わず「うわっ〜」と声をあげてしまいました。
同時にすぐそばからも感嘆の声が漏れ、そこではじめて近くにカメラマンがいることを知りました。
なぜかPCに眠っていたこの作品が、やっと発表の機会を見つけられたと思ったら、光栄なことに記念展のDMに採用していただきました。選んでいただいた会員の皆様に心から感謝申し上げます。
※下の写真は真っ赤に染まる前の写真(出品作ではありません)

②池守
長年この池を見守ってきた古木を額縁に見立て、そこに鳥が入ってくるのを待ちました。三脚にカメラを据えるや最初にやってきたのはこの池の留鳥、コブハクチョウのコーちゃん。
コーちゃんは、世界中からやってくる渡り鳥たちを年中迎えて見守り、付近の住人やバードウォッチャー、ジョガーからも絶大な人気を誇るこの池の女王様。
構図的には、力強い古木に対してコーちゃんが遠く小さいためバランスがイマイチですが、女王様に「もっと近くへ寄って」などと注文をつけることは恐れ多いので、ファインダーに入っていただくだけで満足しなくてはいけません。
※下の写真はコーちゃんではなくカモ(出品作ではありません) コーちゃんは会場でご覧ください!

余談ですが…
コーちゃんは、以心伝心でカメラマンの望む場所に現れポーズをとってくれる気の利いたモデルでした。
少なくとも15年はこの池で暮らしていたようです。ちょうど2年前の2023年5月、水面に浮かんだまま眠るように逝ってしまったそうです。
彼女をよく知る人たちは、しばらく”コーちゃんロス”状態で悲しみに暮れていました…ホントです。
私もこの池には年に30〜40回、10年以上通い、コーちゃんをモデルにした写真は数えきれないくらい撮りました。
常に癒しを与えてくれたコーちゃんには友人のような親近感を覚え、感謝の気持ちでいっぱいです。
毎年やってくる渡り鳥たちもきっと寂しいことでしょう。
※「コーちゃん」(コブハクチョウ)の写真はコチラから → TTomiyGallery




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