世界報道写真展は、日本での開催は3年ぶりとのこと。



この写真展にはいつも感動させられます。
今回も作品から人の感情が溢れ出ていて胸を打たれました。
会場は、オフィス街にある京都新聞社本社の地下。
元々関係者以外の出入は想定されていない、大きな印刷機器などが並んでいた工場です。
と言っても、建物外観は新聞社本社の大きなオフィスビル。
この建物の地下に、こんなに大きな工場があるとはだれも予測ができません。
40年に渡り報道の一端を担ってきた場所であり、今回の展示会の主旨とはベストマッチだと感じました。
展示はここが新聞社であることを意識させる演出が凝らされ、会場全体が、緊張感漂う展示作品との時間的なつながりを感じさせる、何とも表現し難い妙な一体感があります。



何度も行きたくなる素晴らしい空間。
ギャラリーではありませんので、足元は決してよくありませんが、社屋入口から会場までの観客誘導、会場内での安全配慮にも気が配られており、約1時間、ゆっくりと気持ちよく鑑賞できました。
会場でなければ感じられない空気感を多くの方に体験していただきたいオススメの展示会です。









「今年の写真」に選ばれた「めいの遺体を抱きしめるパレスチナ人女性」は、しばし写真の前で固まってしまいました。
会場内は写真撮影は自由なのですが、この作品は撮影するのを忘れてしまいました。
リンクの同展ホームページでご覧ください。
なお、作品輸送、展示装飾などに多額な費用がかかるこの写真展のためのクラウドファンディングが実施されています。
また、富士フィルムがこの展示に特別協賛されているようです。
先日、大阪の同社フォトサロンで観た「富士フィルムフォトコレクションⅡ」では、かつてナショナルジオグラフィックの表紙を飾った「アフガンの少女」が展示されていましたが、今回の写真展と同じ空気を感じ、同社の文化活動に共感できました。(今は富士のカメラは使ってませんが…)
○会場 京都新聞ビル地下1階(京都市営地下鉄「丸太町」からすぐ)
※ビル正面入口から入ります。写真撮影自由。
○会期 11月30日(土)~12月29(日)10:00~18:00
※入場無料









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