奈良・水上池の風景 ※写真をクリックすると画像が拡大します。



鷺(さぎ) −奈良・水上池より−
鷺は一見、大人しそうに見えますが、群れの中では小競り合いも多く、サギ同士の喧嘩は絶好のシャッターチャンス。
※第20回豊楽会(写真クラブ)作品展出品作(3枚組)


夜明けの鳥たち
(左)コブハクチョウ。通称「コーちゃん」。20年近くこの池にいましたが、2023年5月、残念ながら静かに逝ってしまいました。
彼女を知る人たちは、しばらくの間、悲しみに暮れていました。
(右)けあらしの池に舞うダイサギ。



マジックアワー
(左)撮影地に着くと、霧が立ち込め、朝日が池に差し込んでいました。三脚を立てる暇もなく、咄嗟に手持ち撮影。
数分でこの幻想的な雰囲気は消えてしまいました。 ※JOYO Art Gallery2019 優秀賞受賞
(中)「環天頂アーク」は、太陽光が、上層の巻雲や巻層雲などの氷の粒によって屈折することで出現する珍しい現象です。
環天頂アークの近くに滝のような雲がありましたので、この二つが重なったら面白いと思っていたら、本当にその瞬間が来ました。
(右)弓形の雲が池に映り、シンメトリーな面白いデザインになりました。


ダイサギの追いかけっこ
前を飛ぶ若いサギが、後ろのサギにしつこく追いかけられていました。後のサギが嘴で若いサギに突っ込む決定的瞬間も撮影したのですが、残念ながらピンボケで作品になりませんでした。



サギとコブハクチョウ
(左)コサギの喧嘩? 優劣は明らかで、下のサギはすぐに逃げていきました。
(中)池に刺さった3本の杭に、ダイサギが1羽ずつとまり、小魚を狙っていました。真ん中のサギは近くの小魚に狙いをつけて狩りを始める寸前。
(右)ダイサギが小魚を獲ると、コブハクチョウがダイサギを威嚇してきました。このコブハクチョウは、単に、白い大きなサギが気に食わなかったようです。


月と太陽
(左)目を凝らさないと見えないくらい淡い朧月。薄くピンクに染まった雲とのコンビで美しかった。
(右)この日は、日の出直後から長時間にわたって幻日が見えました。珍しく幻日環も綺麗に見えており、構図を工夫しながらたくさんシャッターを切りました。



(左)上空に虹色が見えました。形は環水平アークのように横一本の形でしたが、位置から考えると環天頂アークでしょうか?
カワウが横切っていきました。
(中)直立不動の二羽のアオサギに注目していると、この池の女王であるコブハクチョウ(コーちゃん)がお出まし。
コブハクチョウがアオサギに「ご苦労様」とねぎらいの言葉をかけた瞬間にシャッターを切りました…ホンマかいな?
(右)夕焼けを期待しましたが、大して焼けませんでした。かわりに、巨大な雲が扇形になって夕景を盛り上げてくれました。
真冬でしたので、涼しい風は不要でしたが…


(左)土筆(つくし)。遊歩道と車道の間のガードレールの下に毎年現れます。この作品は、日の出前にカメラを地面スレスレにセットして撮影しました。
朝焼けと控えめな雲が程よくボケてくれて私のお気に入りの作品。地面にカメラを設置しているので通る人から怪しまれそうでした…
(右)楓の木。真冬の数日間、日没直前に、二股に分かれた枝の間に夕陽が差し込みます。写真家は沢山来ますが、こんな光景になることは誰も気づいていないようです。



(左)スズメ。小さいですが、集団行動する時は迫力が出ます。
(中)夕刻、寝ぐらに戻ってきたダイサギたち。中央で見つめ合う2羽は、実は喧嘩の真最中。後でやってきた大きサギが、先に来ていた小さなサギに、
「ここはオレの場所だ」と言わんばかりに、追い出しにかかり、小競り合いが続きました。
この写真は、お互いが睨み合い、緊張が最高潮に達した一瞬。 ※JOYO Art Gallery2018 文化協会賞受賞
(右)カワウ。朝、近くの川の上流からこの池に魚を獲りにくるカワウ。この写真は一羽だけを切り取った構図ですが、実際には百羽以上が一斉にやってきて魚を大量に獲ってしまうので、この池では「ギャング」と呼ばれています。


(左)夕陽を浴びる柳の木。頂上付近にとまっている鳥はヒヨドリ。この柳の木は形が良く、私のお気に入りでしたが台風によって倒れてしまいました。
(右)朝焼け。赤く染まる前は、紫に染まっていました。細長い雲が魚の骨のように並び、日の出が近づくにつれ、見る見る赤くなりました。
この日は暗い時間帯からカメラをセットして朝日が出るのをじっと待っていましたが、朱色の朝焼けが最高潮に達した時、周りから「ウワァー」という感嘆の声が漏れてきました。美しい光景に夢中になっていたために、近くに人がいたことに気付きませんでした。過去、最高に感動した朝焼けでした。
